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「係長に昇進!」若くして昇進したとき、リアルに覚えておきたい大事なこと


社内で仕事の実力が認められ、あなたは若くして係長に昇進しました。初めて手に入れる役職かもしれませんし、主任からの昇進かもしれません。このコラムでは若くして昇進した時に気をつけることや、身のこなし方についてポイントに分けて説明していきましょう。初めての方は、>>はじめにをご覧いただければと思います。

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 困る部下

 私の経験上と、今になって思うことをベースにお話して行きたいと思います。


 まず、入社してから20代そこそこで最速で係長になるためには、「担当レベル」としての仕事の安定感と社内での絶対的な信頼が浸透していることが第一条件です。


 「絶対的な仕事の信頼」があいまいですので、少しポイントにしてみますと、


 ・ 業務上のミスが無く、誰もがわかりやすい実績を上げている

 ・ 上司、同僚、顧客からの信頼が厚い

 ・ 仕事の遂行レベルがすでに係長クラス

 ・ 主張すべき場所では、自分の意見をはっきりと発言する

 ・ 仕事ができても鼻にかけずに礼儀正しい


 もう1つのケースは30歳以上〜40歳前後で係長になったケースでは、実務レベルで同僚と比べてそこそこ評価があるか、実力があっても年功序列で頭打ちになっているケース。


 また、同期社員がだんだん横並びで昇進していくので、入社年数たっていると同時に年齢も上がり、そろそろ係長にしておかなければ、やる気がなくなってしまうという意味から、昇進させることもあります。


 日本の会社のほとんどは、経験年数と年齢と大卒かどうかで決まる年功序列です。


 年功序列でも、実力主義の会社でも、昇進できるかどうかは社長や幹部、直属の上司との付き合い方もありますが、場面や状況などの「運」によって決まるものです。


 例えると、元々専門的な業務の部署であり、専門の課長が社退職や異動するケースでは、ゼネラリスト系の課長を持ってこないで、係長を課長に昇進させ、平社員を係長に昇進させることがあります。


 または、課長の働きが悪いので、配置転換させる場合なども同様の事例が起こります。もともと異動をさせるだけの社員数がいない場合もあるでしょう。


 そうすると、実力はともかくとして「運」によって係長に昇進します。


 「実力が認められた!!俺はスゴイ!!」と思うのか、「やっと俺も係長かよ・・ 」かの2パターンがあると思います。


 私は「やっと俺も係長かよ・・」の方が、細く長く勤め続ける働くサラリーマンにとっては、最良だと思います。


 下手に「俺はすごい!!」という思考から入ると、いきなりの成功体験で調子に乗った挙句の果て、トップが変わった瞬間に左遷されるケースや、同僚・先輩を敵に回してしまい、仕事が上手く回らなくなるケースがあります。


 かくいう私も上記のような失敗を沢山してきました。だからこそ、みなさんには「昇進したときこそ冷静になるべし」とお伝えしたいと思います。


 みなさんも、自分の組織上の立ち位置や、自分の評価は分かっているはずです。自分はなぜ昇進したのかを、ふと立ち止まって考えることが大事です。  

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昇進が早いときこそ冷静になろう


 係長・主査・主任への昇進が同期よりも早いとき、注意すべきことをお話していきましょう。


 競走社会の中、同期とくらべて早い昇進は、当然家族も喜ぶので自分も嬉しくなります。


 つい誰しもが「自分でもできるんだ!」「会社に認められた!」までは良いのですが、一歩間違えると「俺はエライ!」となってしまいます。


 これは私も大失敗をしています。あなたが今後も会社で長く勤めていきたいのであれば、「絶対に調子に乗らないこと」が大事なポイントです。


 年功序列の会社の場合、あなたよりも昇進が遅れている先輩が数多くいます。同期入社が多ければ同僚も同じです。


 男性に限ったことではありませんが、男の多くはあなたが昇進することで、自分と比較し、やる気を失ったり、がっかりする人も多くいることを覚えておきましょう。


 不思議なことに、どんなに頭が良く、仕事で数多くの実績を出し、周囲との協調性があり、リーダーシップを発揮している人でも、直属の上司が「気にくわない」という理由だけで全く評価されず、昇進できない人もいます。


 逆のパターンで仕事はそこそこで、上司が気にいっているだけで昇進するということも大いにあります。


 不器用で上司から気に入られない方は、不遇としかいいようがありませんよね。どれだけ働いても、給料も上がらず、役職も上がらず、結果的に報われない。


 でも、そういう人が現実にはいるのです。


 例えばそういう人がいる中で、たとえ数多くの人が、あなたの仕事のがんばりや評価を認めていたとしても、ごく何割かの人は「自分はこれだけがんばってきたのに、なぜアイツだけ・・・」となるのです。


実力主義は良いこと?年功序列は悪いこと?



 年功序列は、仕事ができるできないにかかわらず、年齢の上下によって横並びに昇進していくシステムです。


 よほど会社に損害を与えた場合でなければ、一旦左遷を食らっても、大人しくしていれば風化した頃にまた昇進していきます。


 社内でも実力がある人は、年功序列がうっとうしく思うはずです。


 若い人でも、早く実績を出して生活を豊かにしたいと思う方は、オジサンになってからようやく年収が上がることに、苛立ちを覚えるものです。


 そのシステムが崩壊していくことは大変良いことです。


 年功序列制度は、がんばってもがんばらなくても、毎年昇給し、一定の年齢に達すれば役職が上がり、楽ができる制度です。


 年功序列は、新入社員から一般社員は最低限の年収に押さえられ、上位層に進むに従って高給を得られます。


 つまり、どんなに理不尽なことを言われパワハラを受け、同期よりも出世が遅くても、我慢して辞めずにいれば、定年間近には取り返すことができます。だから、働かない、がんばろうともしない社員が増えるのです。


 働かないオジサンの高給を支えているのは、ピラミッドの下層部分の若手〜中堅社員です。逆に実力があり、やる気のある若い社員は給料をいかに多くもらい、生活を豊かにするかに集中しています。


 実力のある若手は、結果を出して実績を出したら、昇進のチャンスと昇給のチャンスが与えられて当然と思いますよね。


 独自の強みがあり、市場を独占しているような形態の組織や、99%つぶれない行政など、勝手に収入が発生するような組織では、入社の競争も激しいので、何を言われようとも細く長くサラリーマンを続けることが無難です。


 一方で、IT・モバイル会社などは次々に新しいサービスを展開していかないと、一気に顧客を奪われて倒産します。そうなると、自然に実力主義になります。


 「自分の組織はどのような形態であるか?」を冷静に見つめましょう。


 営業努力なくしては生きていけない会社か、web上の企画・マーケティングで売れる会社か、何も努力しなくても収入が勝手に入ってくる(収入が生まれる)ようなタイプかで、全く評価が違います。


 結局のところ、社風にもつながりますので、年功序列でも実力主義でも自分に会うか・会わないかだと思います。


昇進した時に気をつけたい具体的なポイント



 年功序列の会社で抜擢され、若くして昇進した場合は「イエーイ!」「ふふん」みたいに調子に乗らないことです。(どの会社でも同じですが・・)


 昇進が決まった時は、「よっしゃー!!!」という気持ちを押さえ、家庭の中で奥様と大いにガッツポーズして下さい。会社では普通を装うのです。


 もう1つは、今まで仲の良い同僚で、自分と比較して落ち込みながらも「おめでとう」と言ってくれる場合があります。


 そんな時は、「上手くやれるか不安なんだ・・・」という気持ちを前面に出しましょう。「一緒に喜んでくれた!」という気持ちを前面に顔に出すのは、控えておいた方が無難です。


 若くして昇進する場合、「嫉妬」「やっかみ」の対象になります。日頃から礼儀正しく振る舞い、実績が出しても手柄を相手にプレゼントするような形で、嫉妬のリスクを回避していきましょう。


 昇進するという事は、あなたが平社員のレベルを超えていることが認められた、立派な証です。業務上、係長になる準備が出来ていた事になります。静かなる自信を持ってください。


 アルバイトからパートが準社員、正社員にランクアップする場合も、自分の給料以上の価値を生み出す事が出来る人が対象になります。


 係長が課長になる為には、係長の給料(報酬)しか貰っていなくても課長としての仕事ができている人が昇進出来ます。


 少し言い方を変えれば、どれだけ「前払いの損」をしているかとも言えます。損して得とれの考え方です。


 あなたは係長としての行動力・意識付けが普段から出来ていたので、係長に昇進する事が出来たのです。


 そして、幸いなことにその行動をきちんと評価できる人が、上にいたからです。普通の日本企業(特に田舎の法人)では、めずらしい方です。


 ということは、絶対的な「運」もあるわけです。


 係長になったからと言って、急に偉そうな態度をとったり、先輩達を上から目線で見たり、現場を馬鹿にしたような発言は禁物です。


 これは、私も相当失敗しています。自分の仕事に誇りと自信を持って活躍してください。


最後に

 
 最後になりますが、以上のコラムは「私が組織の理論を何も分かっていなかった」大失敗からのアドバイスです。


 当時の私の気持ちは、「年功序列なんかぶっ壊してやる!」という鼻の荒い若手でした。(今では恥ずかしい限りです)


 今は大分クールダウンしましたが、今も部下を持つ身分として思うのは、


 ・ 実績を出した部下はきちんと評価をしてやりたい

 ・ 昇給や昇格がなくても、評価や感謝の言葉を口に出して声をかける


 というのは、気をつけています。


 実力のある部下は、暴走してしまうと周りを敵に回してしまい、最終的には孤立してしまいがちです。

 でも、上司が口に出して評価をすれば「報われる」のです。一番ダメなのは、自分を越されるという負の感情が優先してしまい、客観的な評価をせずに、実力のある部下を遠ざけてしまうこと。


 優秀な部下ほど、するどく尖っている。ビジネス界でも実力者は、変人や強い人が多いです。


 私も自分が報われず、感謝もされない分、部下には甘くならずにきちんと評価してやりたいと思うのです。

 
 以上ですが、最後までコラムを読んでいただきありがとうございました!


 新任の係長の皆様!活躍を期待しています!

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